
■講義概要
コーポレートガバナンス・コード(CGC)は、2016年に導入されて以来、上場会社のガバナンスに根付いてきています。上場会社のガバナンスの導入状況を計る指標としては「取締役会の実効性評価(CGC補充原則4-11③)があります。取締役会評価は、取締役会全体の評価にも役立つものですが、取締役各人の評価にも役に立つものです。
取締役会の実効性に社外取締役として自己評価を行った経験を踏まえ、公表されている事例を参考に、対外的にアピールできる深化した取締役会実効性評価はどのようなものか、また、投資家・取引先としてどのような点に留意すべきかという点について深堀りいたします。ヒアリング項目の工夫についても解説いたします。
なお、本セミナーは自己評価を前提といたしますが、証券代行会社のような外部機関も取締役会の実効性評価のサービスの実績を蓄積してきており、このようなサービスを利用することも有益ではありますが、どのようなポイントに留意すべきかについて解説いたします。
■主な内容
取締役会実効性評価の公表事例の分析
・ヒアリング項目の工夫(経営陣・社外取締役・監査役・指名報酬委員会などに対する質問)
・取締役会の実効性評価の最新論点(社外取締役など取締役の評価への利用)
・紋切型ではない取締役会の実効性評価は?
・対外的(投資家・取引先)にどうアピールできるか?
・外部機関の報告の有効活用の方法
■対象者
以下のような方に好適なセミナーです。
・監査役会、取締役会に係わる方
・取締役会の実効性評価に関して、学びたい方
・内部監査部門に所属している方
・内部統制監査に当たっている方
■講師略歴
渡邉 雅之 氏
弁護士法人三宅法律事務所 パートナー弁護士
【経歴】
1995年 東京大学法学部卒業
1997年 司法試験合格
2000年 総理府退職
2001年 司法修習修了(54期)弁護士登録(第二東京弁護士会)
2007年 Columbia Law School (LL.M.)修了
2009年 三宅法律事務所入所
〇社外取締役の経験
・(株)王将フードサービス(2014年6月~2021年6月)
・日特建設(株)(2016年6月~現任)
・(株)広済堂ホールディングス(2020年6月~現任)
・(株)代々木アニメーション学院(2021年6月~現任)
・(株)三ツ星(2022年10月~現任)
・Mitsuboshi Philippines Corporation(非常勤取締役)(2023年3月)
・日本製麻株式会社(2023年4月~現任)
<主な取扱業務>
金融規制法・コンプライアンス業務・個人情報保護規制
コーポレートガバナンス
(関連書籍)
「実例に基づく取締役会評価の最善の手法と事例」(日本法令・2016年)
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■開催主体
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